最近、超話題の

日本のミュージックを取り上げてみたいと思います。

 

近年、ひと昔前に大流行したボーカロイドの歌い手さんやボカロPが大きく台頭してきたと思います。

大流行当時からメジャーレーベルでリリースされてはいましたが、アイドル時代に突入してしまい、大体の音楽はそれに埋没する形で日の目を見ることなく、消えていった音楽も少なくありません。(ここでいうアイドル時代とは、ジャニーズやAKBなどオリコンランキング上位を独占していた音楽を指します)

 

もちろんアイドル音楽というのはいつの時代も必ずあったわけですが、ここ最近、主要なアイドルグループが解散や休止などをとり、音楽の時代が変わってきた気がします。

 

古いところで言うのであればEGOISTなどがアニメの主題歌を作ったり(作詞作曲はボーカロイドPのryoさんです)様々なシーンでボカロPが作った曲が大きく取り上げられてきています。

 

ここ最近なら、YOASOBIさんの「夜に駆ける」やyamaさんの「春を告げる」

さらにメジャーなところで言えば米津玄師さん。

もう彼は、完全にレジェンドとなったアーティストでしょう。ボカロP時代は「ハチ」の名前でマトリョシカやドーナツホールなど、歌ってみたでもミリオンを超えるほど歌われている曲ばかりです。

 

ボカロP出身の方達と他のアーティストを比べると非常にわかりやすい点が一つあります。

ボカロは機械音声で歌わせることを目的としているため息継ぎ(ブレス)がほぼ存在しなかったり、音程の取りずらさ(ピッチ)が非常に特徴的であると言えます。

通常、作詞家や作曲家は人に歌わせることを大前提としてるため、しっかり休符だったり音程の移動など意識して作られていますが。

ボカロPの作る曲はそれを無視して作られてることが多いです。

 

そして、筆者が大注目してるのはAdoさんの「うっせぇわ」と言う曲です。

彼女は若干18歳(最初の歌はなんと17歳!)女子高生が歌い上げた曲なのです。

 

歌だけで見るのであれば歌い方が非常に特徴的。

本来、女性の声ではがなり声(喉を潰したような発声方)は難しいのですが、彼女はそれをうまく使いこなしているのです。

そしてがなり声はずーっと使うと曲が単調に感じられ盛り上がりに欠けてしまうと言う弱点もありますが、彼女はそれをカバーするように常時4種類ほどの声質を使い分けているのです。

 

これは驚愕に値する声の持ち主です。最初、聞いた時は椎名林檎さんのような掠れたような声をがなり声で表現してるのかと思っていたのですが、よく聞いてみると、昭和の歌姫「美空 ひばり」さんのような歌い方だと感じました。

美空ひばりさんの歌い方はがなってはいないものの、歌いわけがまさに歌姫と呼ぶにふさわしいものだったと記憶しています。

 

これに共感してもらえるかは人それぞれなのでなんとも言えないですが、筆者はそう感じました。

 

このように、最近の音楽シーンは代表するようなアーティストがいないという点があげられます。ゆえに、今まで埋まっていた新しい音楽に出会える時代がきたと感じています。

皆さんも食わず嫌いをせずに聞いてみてはいかがでしょう?

Adoさんの「うっせぇわ」は度肝を抜かれます。

他のおすすめではYoutubeでファーストテイクと言う一発撮りを信条にアーティストに歌わせてるチャンネルがあります。そこでは一発撮りのアレンジや歌い手の気持ちがかなり乗っているので、ぜひ、ご視聴してみることをオススメします!

 

ちなみに筆者は中学生の頃からBUMP OF CHICKENがマイフェイバリットですw

 

では、今回はここまで、また次回。アデュー!